広野ゆうなのダイナマイトが百五十屯 -8ページ目

取り急ぎ


ワッツイーーーン!!
そしてEYESCREAMーーーーーー!!

あまりに読むものが多すぎて、
あわあわしてナナメ読みして軽く知恵熱。

EYESCREAMはさあ。
あやのこと3人の出会いのエピソードとか、
むちゃくちゃだよ。やられたよ。

そして用語集。
これあれですよ。
初心者の方はこのワッツインの用語集だけでも
買う価値ありですよ。
これ観つつDVDですよ。
これ全て意味わかったらもうどっぷり病気ですよ。
あ、そうすぐなりますけどね。

ビルから落下するランマの絵をたびたび
描いてくるところが、素のシニカルな光が透けてみえるようで
萌え。 ←なんでもそれかよ

花と團

ピンクのガーベラとスイートピーがとても綺麗だったので、
買ってきて机に飾ってみました。



……上に貼ってあるものと一切調和しませんでした……。




注意:これは会社の机です

はじめてのおともだちへ。



さて、いま氣志團にハマりかけてる方、
そして興味しんしんな方。
「けっ」とは思ってるけど実はちょっぴり気になる方。

そんな方にあたしがおすすめする
導入アイテムは以下のとおりです。

「観客動員数とCDセールスが一致しないバンド」
と雑誌に書かれたとおり、CDだけを最初に網羅すると
誤解が生じる場合と理解がしづらい場合があるので(?)、
やはり動く彼らを見るのがよいでしょう。
もちろん下記のものを観ながら並行してCDは聴くとよいでしょう。


■氣志團現象完全版
 やはり最初はこれでしょう。
 ライブハウスでの人の懐に見事に入ってくるMCや
 原宿暴動の格好良さに撃ち抜かれてみてください。



■NHK「トップランナー」
 残念ながら市販されておりまへん。あたしはヤフオクで
 録画されたDVDを入手しました。
 これは氣志團が初めて出演して、司会のはな&田辺誠一と
 まるでかみあわないトークをかました「トップランナー」と、
 綾小路のインタビューやツアードキュメントがおさめられた
 「トップランナースペシャル」の2つを観るのが望ましいです。
 同じくTVの録画としては「木梨ガイド」もおすすめです。



■「死無愚流 呼麗苦衝音 +3」
 こちらは氣志團入門には大変バリューです。
 文字通り、つっても読めませんが、シングル曲と人気曲を
 集めたCDと、そのPVのDVDがセットになっております。
 これで彼らのアウトプットを観て聴いて下さい。



■「氣志團万博2003 木更津グローバルコミュニケーション」
 これは彼らのGIGでどんなワクワクが待ち受けているか、
 知るには大変良いと思います。「遊んでるなー」と思うと
 思いますが、あれは万博だからじゃなくて、いつもです。
 それから早乙女さんの二枚目ぶりに胸きゅんとなるか、
 「白目……コワッ」となるかの分岐点です。
 あたしは「プチ仲本工事」から「王子様」まで鯉の滝登りでした。


と、ここまでくればもうCDは聴きこんでるだろうし、
後はGIGに行くなり(もちろん行ければいきなり行って!)、
「氣志團現象大全」を観て松塾の新曲に酔いしれるなりして下さい。


ちなみに、導入本としておすすめなのは以下です。

 
■「テポドン日記」
 マネージャーの明星“テポドン”真由美氏が綴った日記。
 連中があまりにけなげで、仲良くて、可愛らしくて、
 もだえます。市販されてないのですが、ヤフオクで入手可です。

■「瞬きもせずに」
 團長・綾小路セロニアス翔の自伝です。ホントに子供の頃の
 話から始まってますので、結構「好き」と思ってから読んで
 ください。でもあたしは、この本秀逸だと思います。
 組織論としても読めたりするし、生き方に迷ってる人にも
 おすすめです。「こうすべきさ!」なんて指針は1ミリも
 書いちゃいないですが、この人の逡巡ぶりが勇気を与えてくれます。



あとクリスマスに放映されたクドカン監修のバラエティ
「氣志團×氣志團」は、空回りぶりを自虐的に愛せるように
なるまで、はっきり言っておすすめしません。
氣志團、他人のホンを演じるのは、むいてねえ。
ま、「木更津キャッツアイ」は大丈夫です。


イエイイエイイエイイエイイエイ@輝矢



「氣志團現象最終章- The Last Song - in東京ドーム」
つまりはこないだのドームGIGのDVDの内容が判明しました。



ワーイなんだこれ


GIGに行ってない人には、
一体なんのことかさっぱり分からない曲目オンパレ。


一休さんとか。
未来予想図Ⅱが2つもあるとか。



えっ、ラストの曲の前は
河島英五で盛り上がるの氣志團って




みたいな。


ていうかラストの曲の前に自曲がまるでないことを
GIGに行ってない人はどう思うんだろう。


ユーザーレビューにもあるように
鉄のハートが2つ入ってるのが気になるなる。


ああでも、あの坊主姿が永久保存できるだけで
あたし往生してもいいです。

お前じゃなけりゃ ダメな俺だった


さてまたしても長くてウザい話の続きですけども。
いつのまにか「総会物語」になってるのはなぜ?


2日めの練習日。
えとね、簡単に言うとこの日彼らは大層疲れてまして
(そら仕事の後の深夜練だからね…)、その疲れを吹き飛ばすために
練習中にハジけすぎましてね、オリジナルダンスとか掛け声とか
開発し始めましてね、それはいいんだけど、
「振り固め終わってねえだろバカヤロー…」という振付師(あたし)の
琴線に触れてヤバい空気など流れたりしました。

なのでまるで固まらないまま、気まずく本番当日を迎え。

「昼からカラオケボックスで最終練習やるから、来てよ」

と言われてたので「ああ…そんなとこで固まらねえだろう…」と
期待も何もせずに行ってみたのだが、



めたくた練習してた




全員スーツなのに汗だくでポンゲ練習。


そして完璧に固まってたよ、振り。
しかもナイスなアレンジもついてた。

お前ら最高。
さすがベンチャー野郎。

立場的にはとても上だったり、
激烈忙しい奴らばかりなのに。


そして本番。前に5人の学ラン&特攻服。
後ろには網ジャ(アメリカン)なテイストの服、といえば
聞こえはいいけど、星描いたランニングとトランクスの
メンバー、左右にはこわもてカラシマン。


結果的にいうと、この夜のGIGは(えっGIG?)


伝説になった。



前回までとはうってかわった本気度とその構成の確かさに、
観客は様子がおかしいくらい熱狂。

ピリオドの向こうが、早くも見えた氣がした。


回を重ねるごとに出し物も上手くなってるけど、
あの日の熱を超えることはできない気がしている。

というわけで、GIG未参戦のあたしのくせに、
まるで氣志團と共にステージをつくりあげたかのよな
達成感と爽快感があったな。



その後、3iroの友人でやはりスタッフとして在籍してた
ゆりちゃんが、
 ・トップランナースペシャル
 ・いいとも
 ・木梨ガイド

を録画した「家宝のビデオ」を貸してくれたのだ。



あれが決め手だったな。



そこで初めて、単に「格好よくて面白いバンド」から
「……こいつらの心根とポリシー、最高じゃねえか…」と
なってしまったのである。

外見と言動だけじゃなく中身にも人として惚れたぜ乾杯。
そんな感じでした。
 
その後はもう、乾いた大地が水を吸うように
猫まっしぐら。氣志まっしぐら。

でもこの頃まだあたし「氣志團」全体が好きで、
しいてゆうたらやっぱり象徴である團長かなあ…という感じでした。

携帯の待ち受けも團長だったよ。



しかしそんなあたしの心を骨抜きにしたのは、
万博(結局行かなかった)DVD。


誰ですか
この座頭市やってる二枚目は




その前の映像の「さーせ、さーせ♪」(観てない人ごめん)の
シーンに映った横顔の、素の眼がもんのすごい格好いいことに
気づいて「……あら??」と瞬間思ったあたしは間違ってなかった。


機敏に動ける手足の短い男。
しかも大好きな和モノ。殺陣。
しかもずーっとぶさいくだと思ってたのに
実はすんごい二枚目だった。 


少女まんがにおける「メガネとったら実は美人」って
定石が現実世界にあるとはおもわなんだ。



はい恋に落ちましたよ。
白目コンタクトがまた野性的で萌え!!!!!


まさに電撃的な出会い(いや出会ってましたけど?)。


やはり「こいつら最高だなっ」という思いよりも
「○○くん格好いい…♪」という恋心のほうが、
暴走速度は速くなるものですね。


その日から毎日万博DVDで早乙女様のご尊顔を拝しては
もだえる気持ちわるい人間になりました。

あとはライク・ア・ローリングストーン。

ファンの方のサイトを見たり、氣志團関連の本を
買いあさったり。

さらに2トップ以外のメンバーの人格を認識し、
その魅力が分かってくると、もう抜けられない。


んー、なんだろう。(團長のマネ。口はとんがらかす)

あたしが現在ここまで彼らが好きなのは、
でも光様のせいではない。

ああ、でも長くなったからこれはまた次の機会にね。

そのままロコモーション


はっきり言って馬鹿ヤローだけど

憎めないのネ

その頭に その微笑み



はいこんにちは。前回のブログで
「ビーバップ・パラダイス」
のこと書いてから「恋人」のCDを数年ぶりに聴いたら、


あまりに楽しくてエンドレス。


なんだこれ。冷静に考えると
すんごいCDだなこれ。 ←今ごろ?

 1.恋人           氣志團
 2.Love Balladeは歌えない  清水宏次郎
 3.ビーバップ・パラダイス  清水宏次郎・團長・まちゃまちゃ



ってこれトータル誰のCDだよ。


おかげでいつもGIG終わりでさみしく聴く
「Love Balladeは…」なのに、※1
じっくり何度も聴いちゃって、ちょっと
「宏次郎さま♪」とか思い始めて、あぶねえ。


というわけで、ここ1週間
冒頭のまちゃの声がループしてロマンティックが
とまらない。だ・れ・か~♪

というかね、
この部分って、もう女の子のカタルシスよね。
このコトバで、たいがいのしょーもない恋愛の悩みは
乗り越えられるのかもな!
ただしだめんずが寄ってきちゃいますけど。

それにしてもこの歌の歌詞のとこに写ってる團長の頭、
横に張ってるねえ…ゼント…いけてない…。
こう見ると、今のゼントはかなりの進化型で、かつ
團長完全オリジナルで、もはやヤンキーのそれではない、と
いうことがよっくわかります。

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というわけで前回の続きですよ。
氣志團との出会い続編ですよ。


相方の会社の社員総会(うちの親会社)では
毎年有志が出し物をやっており、
前回は1日でかーんたんに「世界にひとつだけの花」を
パロな感じでやった。そのとき私も簡単に監修した縁で。

今回は何をやるか、という話を相方としていて、

SMAPとかモー娘。とか出てたんですよ。
まあ、数日でさくっとやっても何とかカタチになるのと、
笑いが起こるということがとても重要なのでね。


ところが。
私が留守の間に、その有志たちがうちに来て、
「氣志團現象完全版」を観ちまった。
つか相方が観せたんだな。


私が帰ってくると、相方が言った。
「やばい。困ったことになった。
 やつらはどーしても氣志團がやりたいらしい」


「そんなん無理に決まってるじゃん!
 話したよね?あれ見かけほど簡単じゃないよって。
 あと、本人たちが本気でやらないとああならないから、
 周りが笑う可能性はほとんどないよ?
 だいたい観客が氣志團知らなかったら終わりじゃん」


「うん。何度も言ったんだけど、もうあれ観て全員
 カッコいい、やりたい!の一点張りで。
 とにかく頑張るからって…」


「マージーかーよぉーー」


その日からあたしは、原宿暴動を観ながら
「One Night Carnival」の完全振り起こしに突入。


驚くべきことに、その当時は
社員総会のための練習は2日しかなかった。
(進化した今は1ヶ月近くとってるんですけど)

2日のリハで振り写しから完成まで持ってくんですぜ。
無茶だよーーーー!!


そして日曜夜。
会社の会議室は十数人の男でムサくるしい空気に包まれてた。

もう一度原宿暴動「One Night Carnival」を観せる。

「まじカッケーーーよーー!」
「團長かっけーーー」
「うおー、アツい」


うるさいのです。男子。

さっそく振り写し開始。團長役は立場的に相方に決まってたので、
「チーム光」「チーム網ジャ(彼らはそのタンクトップ
の模様から、アメリカンと呼んでた)をそれぞれ決める。

しかし驚くべきことに有志の首脳陣は、
カラシマン役
まで決めていたのである。
観込んでる。相当観込んでる。
いかつい2人は、仁王像のように左右に立って身じろぎもしない。


振りつけが進むにつれ、
「観てるとすぐできそう」に思えたものが、
とっても難しいことに気付いてくる彼ら。


GIG会場であのテンションでやるほうがきっと
簡単に覚えられる。
しかしここは会議室。そして光の足の動かし方や、
左右や、そういった細かいとこも完コピしないといけないのだ。


みんなは途中何度もDVDを観なおしたがる。
そのたびに叫ぶ。

「やっべー、光めちゃくちゃキレてるなー踊り」
「光すげえなーー」
「團長の振り、なんかココが格好いいよなー」


自分がやってみてるから、実感がこもっている。
そんな思わぬ視点から男子たちに
熱いまなざしを向けられる2トップ。


ふと気づいたら、
ろくろく休憩もとらずに6時間くらいやってたんじゃないだろか。
明日会社だってのに、もう深夜も深夜である。

でもみんなとにかく楽しそうだった。
そして驚くべきことにある程度の振りがはいっちゃったのだ。


よーーし、次の練習で仕上げだっ!
確かな手ごたえを感じて、解散したのであった。


つづく。しつこい。


※1
氣志團のGIGでは「他人の曲」がばんばんかかるのが
当たり前である。全て團長の80年代リスペクト愛ゆえに。
主なものは以下のとおり。

【客入れ】C-C-B、杉山清貴&オメガトライブ(否カルロストシキ)
      ヒルビリーバップスなどなど80年代ヒッツ。無節操。

【メンバー登場】CONPLEX「BE MY BABY」デフォルト。
         紅白でもこれをやらかしたのは表彰もん。
  
【エンディング映像】ライブなのに、エンディング映像があるバンド。
           毎回特定の曲を用い、そのテーマにそったメンバー
           映像が物語の体をとって流れていく。秀逸。
           曲はパイレーツ・オブ・カリビアンから
           チェッカーズまで多種多様。毎回かなりの
           メッセージがここにはこめられている。

【GIG終わり】清水宏次郎「Love Balladeは歌えない」デフォルト。
         つまりこれが会場に流れたら
         「もうアンコールありません、GIGは終わりですよ」
         という合図。同時に客電もつく。

出会いはスローモーション


ムキャー!
このブログに来て頂いてるカオリンさん
「夢見る頃を過ぎても」PV撮影w/キッシーズ
の模様を読んでたら、すんげーーー興奮してきたよ!!


こんにちは。毎日通る目黒銀座入り口付近にある
ヘアサロン
の店頭に、いつもいつも旬の氣志團チラシが
貼ってあって気になって仕方ない広野です。

大阪GIGから返ってきた翌日には、
 ・死無愚流 呼麗苦衝音 +3
 ・氣志團現象、最新章。
 ・ワンピースの映画

の3つのチラシがきちんと貼ってありまして、
それらはすべて大阪GIGで配られたセットでありまして、

「行ったな。タイミング的にこれ、大阪行ったな」

と「未来予想図」in東京ドームの
團長ナレーションのイントネでつぶやいたよ。

その店全体のイメージもあるだろうに、
こんなに堂々と氣志團応援します色を出してしまう
ヘアサロンよ。お洒落な若造たちが働いてるようだが、

行きたい。シャンプーブローでもいいから、
これ貼った人と語りたい。

それとemi-GOに業務連絡。
「パスタ食った」と言っただけで
「ヤシブで?お洒落なパスタを?」と反応しないように。※1

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さて今日は、氣志團との出会いについて
ウザく書きますのでご笑覧下さい。


前にも別ブログで書いたけど、変な学ランつっぱりバンド
デビューして、「木更津キャッツアイ」で人気出たらしい、
という程度の情報は知ってました。
しかし完全に食わず嫌いでしたね。

だいたいあたしはリアルヤンキー世代なので、
今さら「80年代的お洒落」が流行っても、あの時代を
実際通ってる人間には時代遅れにしか感じられなくて
恥ずかしいのと一緒で、ヤンキーに興味はあれど
「今さら銀蠅もねーだろう?なぜ今ヤンキーバンド?」と
冷笑して鼻もひっかけませんでした。

つっぱりハイスクールロックンロール系だと
思ってましたよそら。

でも元彼が「恋人」のCDとか買っててね。本歌よりも
カップリングの「ビー・バップ・パラダイス」がお気に入りで
(奴はミポリン好きのリアルビー・バップ世代だから)
よく車でかけてた。それでもやっぱコミックバンドだと思ってた。

そのうち彼がまた「BOY'S COLOR」買ってきて、まあ何となく
横で聴いてた程度。おかげで初回限定のブックレットなぞは
大切にもしてなくてどっか行っちゃった(涙)


で、私ある日ネットプライスマガジンの「はじめのひとこと」で
『いま一番お気に入りのDVDはRIP SLYMEとSMAP。
 観るとすんごい元気が出る』みたいなこと書いた
んですよ。


そしたら、会社でスタッフとして働いてた3iro
メールをよこしてきたの。
「ゆうなさん、リップとスマップあたしも好きだけど、
 それ出すくらいなら、もーー氣志團のDVD観て下さいよ!!
 ゆうなさん絶対好きだから!!ホント、一度でいいから
 騙されたと思って観て。それでダメだったらいいから、
 とにかく観て!」

そのあまりの熱にね、
「まあ彼も興味ありそうだし、そんな言うなら一度観るか」
と思い「氣志團現象完全版」を買って彼と共に見たのが


2003年の春だったな。


何の予備知識もなく観たので、あのキャッチフレーズと共に
メンバーがひとりひとり写る部分やコメント部分などは
「はあ?やっぱふざけてんじゃねえか」と思い、
「キャラつくってるわりには芝居下手だな」とも思い(笑)
特にゆっきと松にそう思い(爆)ランマの口下手は狙いなのか
上手くできない結果こうなっちゃったのかまるでわからず(爆)
ついていけなかったんだけど、


3.30原宿暴動の映像でぶっ飛びました。




な、何だこいつら?変なのに、変なのに…
めちゃくちゃ格好いいじゃねえか…!


「ちょっと…格好よくない?」
「な……いいな…アツいな…」


と彼と二人で呆然と画面を眺めてた。

それ以来二人とも、むしろ特に彼がハマり、それまでは
しょっちゅうRIPの「FUNKASTIC」なんぞBGV代わりにかけてたのが、
1日1回原宿暴動の「One Night Carnival」を観ないと
眠れないというまでに成長(笑)


「OK、恒例のOne Night Carnival、聴いてくれ」
と口角下げ気味(氣志團史上最高のヤンキー顔だと思うんだ
あの瞬間)のちょい早口で言う團長がそれはそれは格好よくて。

とても熱が38.9度ある男には見えませんでしたYO!!

でもその頃は格好いいとは思えど、
3iroの「ね、ね、よかったでしょおー??今なら
氣志團万博間に合うから、彼と行きなよ!!」
の言葉に腰が上がるまでには至らなかった。
DVDでみりゃいいかな、ぐらいね。
(RIPの野外ライブには行ったんですけどね…)


そして私と彼は、親会社の社員総会を迎えるのでありました。

つづく。



※1 昨年12月のレコ発GIG@渋谷ON AIRにて、團長が
「俺も渋谷で、いや、ヤシブでお洒落なパスタとか食いてえぜ!」
と発言したことから。

いつか 時が来たら


こんなわけで、


「Secret Love Story」
ラストシーンの
「鳶スタイルで買い物中の奥さんを迎えにくる輝矢」が最高。


後にも先にも輝矢に恋しそうになったのはあれだけです。



(つうかこのブログで光より先に輝矢の画像が
先に掲載ってどうなの)


でもあれみた女の子は全員そうでしょ??


スーツに高級車で迎えにくるより、
ああやってあの服で八百屋の店先でドン、と
ぶつかられるのが何百万倍もいい。








(いまちょっと嘘つきました)

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【氣志團の氣ほん】
「Secret Love Story」
氣志團のクリスマス・チューン。そのPVは
氣志團と星屑輝矢(微熱DANJI)が学校で織り成す
甘酸っぱい恋と友情の思い出がすんごく素敵に描かれていて、
ファンの間では「名作」の呼び声が高い。
彼らの「学校への偏愛」ぶりがよーーーく分かるPV。
実はメイキングの方がさらにいい。
 初見の注目ポイントは
 ・この主役の格好いい人だれ??→え゛え゛ー輝矢!?
 ・こんな可愛いヒロイン見たことねえ
 ・奴らがやってる仲間内の合図いいなー
  (出典「ロックよ静かに流れよ」)

奇跡の氣志ダンス。


こないだまで整体のたびに「これ何ですか」と嘆かれてたのに、
土曜日に行ったら
「背中柔らかくなりましたね~。あと頬もすっきりしちゃって。
 ここ数週間で5歳若くなったよ?」
と先生に言われていい気分。
理由を問われて、

部屋でひとりで
氣志團の「死無愚流 呼麗苦衝音 +3」
(シングルコレクション)をかけて
全曲大口あけて歌いながら全力で踊りとおしてるから


と言ったら、
「広野さん…。大丈夫ですか。
 あんま僕の知らないところへ行かないでくださいよ」
と逆に心配された。


だってよう。ホントにいいんだよ。

氣志團の曲には、ほとんどに振りがついている。
フロント2人(團長光ちゃん)が踊る振りね。

80年代アイドルのよな、ジャニーズのよな、
応援団のよな、パラパラのよな。

ちょっと見ていればすぐ真似できる。
かつ見ていて美しい。
これはスゴイことだよ実は。
見事に日本人のDNAにぐりぐり訴える振りである。

というわけでGIG参戦者なら分かるが、
GIG中、こちらも一時たりとも休めないのだ。

会場のあまりの振りのそろいぶりに、
初参戦者はおそれおののき、ちょっとくやしくなり、次回からは
DANCE&SCREAMの早乙女光を凝視しながら振りについてくのだ。
(だから気づいたら光を好きになってた…という人は多い)

何度も参戦すれば、全ての振りをほぼマスターできる。
だからファンもマジ踊り。
光役と團長役を分けてちゃんと対になるように踊ってるからね。
あたしたちのことですけど。
あの光景はどう見ても「アーティストと観客」ではなくて
「客もひっくるめて全部で氣志團」という感じだ。


というわけで、おうちでも簡単にできるのだよ!
ジムやダンススクールに行かなくてもすぐにな!
しかも肩こりのあたしにとってとてもいいのは、
腕をぶんぶん回したり振ったりする振りがとても多いところ。


というわけで、狭い座席で踊る本番レベルではなく、
早乙女君に限りなく近いテンションで、大きく元気に体を動かし、
團長に限りなく近いテンションで大口を開け、
(ただし大声を出すと近所迷惑なので口パクで)
微熱DANJI・錦織純平に限りなく近い異常な笑顔で、

このシングルコレクション10曲を踊り倒す。

するとですねえ、死ぬほど疲れます。
死ぬほど楽しいですけど。

どこかのマンションからうっかりうちの窓を見られた日にゃ、
警察に通報されるくらい様子がおかしいはず。

そしてガチガチに固まった肩も、
目も、ほっぺたも、足も、ホカホカ柔らかくなります。
大好きな曲だからテンションも上がってます。
ホントにおすすめだよ。

あたしたまに、朝出かける前に
「スウィンギン・ニッポン」(いちばん振りが多くて疲れる)
だけ、急ぎ踊ってから服着たりしてますから。

だから遅刻するんですかね。


ちなみにこれ書いてる今、
氣志團じゃ踊る危険があるからと、
別のCDかけたんですけど、

ムダでした。真夜中にもかかわらず
フルに歌って踊っちゃいました。

岡村靖幸ベストだったからいけなかったのか、
はたまたもう「聴くだけ」という行為が
できないカラダになってしまったのか。

あたしの明日は、どっちだ。




余談:
ちなみに私が見ていていちばんクラクラする振りは、
「潮騒の子守唄」の

まるで悲鳴だね 遠く遠く繋がるエンジンコール・ララバイ

から

きっと綺麗だね 孤独たちが残した傷跡のララバイ

にかけての一連の振りである。

両手を左右順番に出していくだけの単純さにもかかわらず、


ものっっっっすごく切なくかつセクシーである。光が。


なんだあれ。あれ考えた綾小路は天才。

俺の空 最終回


ベンチャーで学んだこと。
 ★走りながら考えろ。後のことはとにかくやってから考えろ。
  考えてからやろうとすると何もできない。
  とにかくやってしまうことが大事。
  やる前からリスクを考えてやめるより、
  リスキーでもやることが大事。やればなんとかなるんだ。


 ★言い訳はすんな。

 ★起こってしまった不始末に対して
  「なんでこうなったのか…」「で、誰が悪いのか」のお話に
  時間をかけてるヒマはない。次に二度と繰り返さないための
  対策と、じゃあ今なにをすべきかだけを考えて実行しろ。

 
 ★自分で言い出して動かないと、誰もやってはくれない。
    誰かさんがコレやってくれないからと不平をいうなら、
    オマエが舵をとれ!


 ★どんどん新しいことをしよう。しかもすぐにね、すぐ。

 ★時間はないよ。まるでない。でも面白いものつくってね。

ベンチャーは無茶です。言ってることがむちゃくちゃです。
でも、そこでおもろいモノつくったろうじゃねえか、というのは
ちょいと燃えます。まあ昔はずいぶん上とケンカもしましたけど。

で、ベンチャーにきていちばん影響を受けたのは、
上司の、というか当時の副社長HYさんね。
「たとえばダンサーとかだったら、自分の好きな仕事だから
 つらくないって分かりやすいだろ。でも会社員イコールつま
 んないみたいな常識が世の中にあるだろ。たとえば休日に
 出勤してると可哀相…とか、俺って仕事ばっか…とか。
 それって例えば自分の奥さんのこと今でもすごく大好きです
 って周りに言うと“おかしいヤツ”って思われるのに似てるかな。
 それおかしくないか?俺は会社員でもこんなに楽しいって
 胸張って言いたいんだよ」


あたしはそれ聞いて、こういうやつがいるなら、
会社に属してることもわるくねえなって初めて思ったよ。
楽しいことはどこでも生み出せるんだってね。


というわけでね、これらのながーーい教訓や哲学の
数々は、あたしの考え方の土台になっていて、
でもあたしがそれを日々まっとうしてるわけでは
まるでなく、むしろ若干できちゃいないんだけど、

常にそうありたいと願ってる。
そして、そうある人たちがたまらなくだいすき。


------------------

というわけでね、あたしがまっとうでない環境で
いろんなまっとうでない人たちから受けた「イズム」を
知り合いでもなんでもない氣志團という団体から
ビシバシ感じたんですよ。
遠い遠い人たちにね。
びっくりしたよ。
こういうのは、近くにいて感じないと感じられるもんじゃないから。

まあ、もう少しソフトに表現してる、
もしくはそんなこと言っちゃいないけどね彼らは。

特にランマ怪我後、東京ドーム公演を敢行したあたり
それはもう激しく感じた。

でもそれをあえてアピールしなかったのにも惚れた。
賛否両論の中、頭だけ下げて黙って立ってみせたのに惚れた。
いま、その後のインタビューとか読んで、やっぱなあと
思っているところだ。

軽やかにみせて、実は水面下でジタバタ水かいてて、
人さまに何言われても、自分たちの作ったモノでしか
かえしていかない。
リスクをしょったままで、どんな状況でも楽しもうとする。
あきらめない。やりたいことはぜんぶやる。


ああ、こう書くと陳腐なんですけど、
お前ら最高の男前。

あたしは個々のキャラとか曲とかトークとか格好とか、
もちろんそれも好きなんだけど、そんなのより、
その基本姿勢が他人とは思えなくて、
アーティストとも思えなくて、
だから好き。だからちょっと「キャー♪」と
追っかけたいのとは違う。明らかに。

簡単にいうとさあ、

いちいちくやしいんだよ。



綾小路の繰り出すあれこれにやられながら、
あたしは明らかに嫉妬していて、

やつらの見てる景色をあたしも真剣に見たいと思ってる。


やつらに連れられてじゃなくて、
自分の腕でね。