広野ゆうなのダイナマイトが百五十屯 -9ページ目
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俺の空 第3回


ダンサーで学んだこと。
 ★人さまをきちんと楽しませるレベルのものをつくるには、
  自分たちが血ヘド吐くくらい影で頑張らなきゃダメ。
  楽してつくったものに、人は心なんぞ動かされない。
  でもそれを発表するときに「俺たちこんなに頑張りました」
  という苦労をのぞかせたら絶対ダメ。それは素人。
  すんごいなあー、どうやったんだろう…と感心するモノを
  「今回、なんかこんなんやってみた、へへっ♪」くらい
  軽く、するりと、楽しんでやったように見せるべし。


 ★かといって、楽しむことを忘れたらダメ。自分が楽しめて
  ないもので、人を楽しませることはできないから。


 ★練習で100%できても、本番はよくて8割、下手すると6割
  くらいしか力を発揮できない。だから常に120%以上の力を
  出すこと。


 ★叩かれて叩かれて、もう二度と立ち直れないってとこまで落ちた後
  「このやろーーーやったる!」と這い上がれるかどうかが、
  成長するかどうかの分かれ道。


 ★日常でも常に地道にレッスンしていくことが基本。

ダンサー時代は、これをきちんと実行してるそれはそれは凄い人たちが
フツーにゴロゴロいた。チャラチャラに見えるダンサーは、一般人が
遊んでるときに地味に練習を重ねてるのだ、本当に。
だから今でも
「あたしこんなとこでボケッと飲んでていいのかな、
 あの人レッスンしてんだろう今頃…。あたしもいまの仕事のための
 鍛錬をせねばいかんじゃないか」
といてもたってもいられなくなることがよくある。
ダンサーは、それだけでメシを食うのが大変な仕事である。
だから彼らの日常は24時間ダンス最優先。当たり前だけど。
だからね、今、会社にいるからっていわゆる「就業時間内」に
机に座ってることだけで満足する人間があたしは信じられないのさ。
特に、企業内でクリエイターという範疇の肩書きもってる人ね。
あんたら会社の仕事を言われるままにこなすだけで、特に勉強もして
いかなかったら、社外に出てデザイナーです、ライターですなんて
名乗ったら笑われるよ?と思う。徹夜しろというんじゃない。
なんつうの、営業とかのビジネス的要素の多い他の仕事と違って、
自分の内面とかなり直結する仕事なんだから、24時間、そのこと
考えてないでどーすんだ、ということだよ。

バカンスいくなら何か新しいこと取り入れて帰ってこいや!
休むなら休んだだけ「おっ」と思うもの見せてみろや!
作業だけしてるクリエイターはクリエイターじゃないよ。
まあかくいうあたしが、今それさぼってる。しんでしまえ!
なのでここんとこがんばっております。

というわけで、ダンサー時代に出会った
あたしのいちばんの心の師匠はこの人です。
単に生徒としてクラス受けたり発表会で振り付けて
もらったりしただけで、親しくも何ともないですけど、勝手にね。
この人の何もかもに憧れる。こういうオンナになりてえなと今も思う。


俺の空 第2回


さて。團長たちの出たとこ修学旅行サイコロの旅は、
いきなり北海道まで行ったみたいですね。
松はどうやら帰京し、輝矢とゆっき姉が合流。

それにしても、写真のわずかな背景と
彼らの猛烈に少ないヒントから、ファンのみんなは
血まなこでススキノの街を探索。すげえ。
午前4時まえにキャッチって、一体何時間さまよったんだよ。
おそるべし、氣志團鬼ごっこの旅。

ちなみにこの日の日記の「丸山っ!」というタイトルは、
「丸山=SAMの本名=サムい」というつながりですね。


というわけで土台話つづき。
根性論と精神論が大好きな人特有のウザさ全開で、
若干自分でも暑苦しい。まあいいや。とにかく書いとく。

大学時代の次は、社会人時代だな。私は、
 ・広告代理店
 ・ダンサー
 ・ITベンチャー

と渡り歩いてきてるわけだが、これらの共通点はいずれも

 よくも悪くもまっとうではない

ということだ。
のほほん、と生きてる人があまりいなかったんだな。
常に何か新しいことを、急き立てられるように
生み出し続けて上昇し続ける人たちが周りにたくさんいた。

広告代理店で学んだこと。
 ★いろんなものを見て、いろんなものを吸収して、
  常に自分の中に新しいネタを蓄積すべし。
  そのためにはどんどん遊びにゆけ。例え就業時間中でも。
  (飲みに行くとかじゃないよ。映画とか本屋とかさ)
  そしてそれをアウトプットにどんどん生かせ。
  それをやんないでただ机に座り続けてるやつは、
  たとえデザインができよーが文字がかけよーが、
  決してクリエイターじゃない。


変な人がいっぱいいたけど、みんな本当によく遊んでたけど、
本当にいつも、すごいこと考えてたなあ。
あたしなんて、自分の無知さと感性のなさに愕然としてたもの。
とにかく全員アンテナが広くて敏感なんだよね。
どんなおっさんでも。

というわけで続きは次へ。

俺の空 第1回


どうして氣志團が好きか。
氣志團のどこが好きなのか。

それを語る前に、あたしの土台を語らねばならない。

実はさっきからすんごい長い草稿を何個もあげてるのだが、
エピソードを今あっさり公開するのがもったいなくて、
これは来たるべき時のために大切にネタとしてとっておこう、
と思った次第。ごめんち。ひとりよがりですね。

というわけで、ものすごーく簡潔に書きますよ。

広野の土台。最初は大学時代のサークルだ。
つか、この男だ。


わがサークル(ミュージカル、というかダンスと芝居の舞台)の
演出家として君臨し続けたこの男から、
あたしたちは甘ちゃん大学生ながらも、
「プロ意識」「お客にモノを提供する心構え」
叩き込まれたのである。以下がそれ。

★いいものをつくるためには妥協するな。
 そのために仲間内の「和」を犠牲にする時も必要。
 そしてどんなに本番ギリギリでも、よくないと思ったら
 波乱を起こしてもいいから潔く変えろ。
 そして死ぬ気で間に合わせろ。


★たとえ学生芝居でも、千円以下の代金でも、
 お金を払って観に来るお客さんにはそれだけのものを
 きっちりみせろ。プロとして。お金をもらうということの
 重みをいつでも忘れるな。


★ただ格好いいものを「どーだ」と見せても、
 お客は楽しくもなんともない。それは演者の自己満足。
 どんな人にも(たとえこちらに興味のない人でも)
 わかりやすーーく楽しめるものは何か、第一に考えろ。


★演出家(チームの上に立つ人間)は、メンバーの前で
 絶対弱音を吐くな。ツライというな。無理だと言うな。
 迷うな。落ちるな。それはぜーんぶ、影でひとりでやれ。
 上に立つ人間は、どんなときもどっしりと揺らがない存在で
 なければならない。それができないなら、人の上に立つな。
 上が揺らいでると、下はもっと揺らぐ。


★演出家は「こいつは何をやらせたらいちばん“らしい”のか。
 こいつに誰にも負けない強みはないか」ということを
 メンバーに対して考えるとうまくいく。


★「自分がやりたいこと」もいいけれども、時には
 自分の売りを見極めて、それを活用できるフィールドに
 売り込んでいくことも大事。自分をプロデュースする力。


★とにかく常に「おもしろいこと」「人を出し抜くこと」を
 考え続けろ。日常で。おもしろいヤツが勝ち。


実際に彼に言われたことから、口では言ってないけど
態度で示し続けられたことまでいろいろですが、
これらはあたしとメンバーの体にしっかり刷り込まれてて、

「結局いまでも仕事の上では、この時言われたことが
 がっつり基本になってるよね」


という話をヒロとしたっけな。

そう。これがまず最初のあたしの土台。
いつも大事にしていきたい哲学だったの。

で、何でこの話してるかっつうと、
ファンなら分かると思うのだが、


團長のスタンスとものすごい勢いでシンクロしてるんだよ。


と、あたしが思ってるだけですけどね。
でもあんま間違ってないと思う。

というわけで、土台は続く。

なんかすでに、我ながらウザいな。


今すぐ走らなきゃ 君には 追いつけない




大阪GIG後に綾小路さんの著書「夢見る頃を過ぎても」の再読を
始め、鬼のよに更新される氣志團ブログも毎日読みつつ、平行して綾小路さんインタビュー掲載の「smart」「ロッキンオンジャパン」もどっぷり読んで、




「あやのこ教」の熱狂的信徒になりつつある広野ですこんにちは。


ああもう、いちいちアンタの言ってることイイよ。
迷って、がけっぷちに立たされて、ふんばって、
やりとげて、そしてあとに残ったココロのまあ素直なこと。

危ないよ。そんな考えのもとに動いたら
アンタたちさらに輝く一方じゃないか。

氣志團って、今年ヤバイかもしれないな。
数ヶ月でいきなり数段イイ男になっちまった彼を見て、
いままで鼻で笑って見向きもしなかった他の女が
一斉に彼に恋するに違いない。
そんな確信をもって震える田舎の彼女のような心境です。

こちとら興奮して知恵熱ギリギリ。
あたしが追いつくまで、あくまでも待たないつもりだね。
わかったよ。ダッシュすりゃいいんだろダッシュ。
キックエーンドダッシュ@沖田浩之

あたしの周りに今吹いてるよい風を大うちわで
ばいんばいん煽ってるのは間違いなくこの男です。



※大事な注釈……広野は青組です。


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【氣志團の氣ほん】
氣志團は各人にテーマカラーがあり、
それぞれのファンのことをその色で「○○組」と呼ぶ。
それぞれが何色かは、このブログのヘッダ部分の画像で。


暴走与太郎始動。


こんにちは広野です。

むかしから親に言われてた二大ワードが

「フーテン娘」
「与太ってる」

でした。
というわけでこちらのIDはhirono-yotaroにしてみました。


早乙女光バースデーの日に地味に「別ブログ立ち上げ」を
宣言してましたが、やっとこさ実現しました。


実は、アメブロじゃないところでスタートしてみようとして、
こそこそつくってたのですが、

 スタイルシートとやらがむずかしくて断念
 ↓
 面倒くさくなって、結局ここで開設

ちぇっ。
これだからアナログ野郎は困るよ。


せっかく早乙女君の誕生日の日付(1月24日)から書いてたのに。
「この分だといつ開設できるかわからん」と思ったので、
こんな中途半端な日にはじめてしまった。

ああっ

それならばせめて1月27日にすればよかった

(127)



※ワンツーセブンは国道127号線のこと。
 ルート127は氣志團の象徴であり、
 氣志團ファンの中で特別な数字である。




で。「フーテンひぐらし」との違いは何かと言うと、
あちらが日々の出来事や思ってること、好きなことなどを
今まで通りつらつら書いていくのに対し、
こちらは、

 広野の根幹を成す「365日文化際前日」主義の
 形成の元となったさまざまなモノや人やできごとと、
 現在その最も大きな手本となっている
 「氣志團」について、全面的に暑苦しく語る


という、「男気」8割増しブログになっております。

氣志團のハナシは勢い多くなるんですけど、
ファンでもなんでもない方、帰らないでください。

あたしが氣志團に行き着くまでの長い年月、
それはそれはアツい奴らのアツい生き方の影響を
あちこちでたくさん受けてきました。

それをばんばん書いていこうと思っていますので、
よかったら読んでみてください。
そして、氣志團ネタに関しても、ファンじゃない人に
分かりやすく楽しく読めるように書くようこころがけますので、
ちょっとでも興味を持って頂けると幸いです。


ちなみにタイトルですが、
あたしの大好きなマイトガイ・小林旭の歌から取りました。
この歌、むちゃくちゃですから。
3番ラストの1行とか意味わかんねーし。
でもこのタイトルだけで、
ムダに血がたぎって暴れたくなるので大好き。

というわけで、どうぞ。

「ダイナマイトが百五十屯」

             作詞:関沢新一
             作曲:船村徹
              唄:小林旭

カラスの野郎 どいていな
とんびの間抜けめ 気をつけろ
癪なこの世の カンシャク玉だ
ダイナマイトがヨ ダイナマイトが百五十屯
畜生 恋なンて ぶっとばせ

惚れても無駄さ あきらめな
どっこい涙は禁物さ
胸につまった カンシャク玉だ
ダイナマイトがヨ ダイナマイトが百五十屯
スカッと器用に咆えてみろ

命も賭けりゃ 意地も張る
男と男の約束だ
いくぜ兄弟 カンシャク玉だ
ダイナマイトがヨ ダイナマイトが百五十屯
カックン ショックだ ダムの月


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